コロナ後遺症が治るまでの記録②

①の続きです。

コロナ後遺症を患い、治っていくまでの過程を記録しています。

今回は11日目からですね。ここからの直りは早かったので簡単な記事になると思います。

 

 

【11日目】肩になにか乗っているような倦怠感が少しだけ残っている。

 この日は外に買い物に行った。電車で20分ほど乗って駅ビルに行ったが、

 電車の中ではずっと「ちょっとだるいな~」ということしか考えられず、

 ぼーっとしていた。

 不安な気持ちもありつつ、駅ビルにつき2時間ほどショッピングをしたが、

 なぜか歩き疲れることなく無事目的の物を買うことができた。

 咳はしゃべると出やすくなる感じ。食欲はあまり湧かないが、味覚はほぼ治ってきて

 いる。そのため食事をすることに対する喜びが戻ってきた。

 

 

【12日目】かなり調子がいい。食欲不振と咳以外はほぼ治っている。

 この日はコロナ後はじめて食事会があった。ご飯の味がすることがこんなにも

 嬉しいなんて初めてだ。お酒を少し飲んだが問題なく帰ることができた。

 はたから見たら普通に日常生活を送っている人に見えるだろう。

 

 

【13・14日目】咳がたまーにでるが、それ以外はもう治ったと言っていいだろう。

 鼻が常に詰まっているような感覚が少しだけあるが、あまり気にならない。

 咳の頻度は確実に減っていて、感覚的にはあと1週間もすれば完治するだろう。

 食欲も少しずつわくようになり、「今食べたいもの」が考えられるようになった。

 

 

記録はここまでにします。

 

 

コロナ後遺症の症状がでたとき、あまりにもネットに情報がなく、さらには不安な気持ちを煽るような記事ばかりが目につき、メンタルがやられてしまっていました。

「半年とか1年とか治らなかったらどうしよう…」とぐるぐる考えてしまいましたが、思ったよりも早く治ってほっとしています。

 

もし後遺症の症状が出始めて数日の人がこの記事を読むことがあったら、不安になりすぎないでほしいな、と思います。もちろん症状は人それぞれなので長期間治らないひともいます。後遺症がつらすぎる場合や、なかなか治らない場合は病院に行ってください。ただ、ネットにある記事よりも早く治ったという1つの前例がここにあるよ、ということを伝えたいです。

 

メンタル面も大切にしながらお大事になさってくださいね。

絶対によくなりますよ!!

 

コロナ後遺症が治るまでの記録①

こんにちは。

コロナウイルス後遺症に苦しんでいる大学院生です。

 

コロナは1週間前に発症しました。

後遺症の症状は、倦怠感と食欲不振、味覚・嗅覚異常、咳です。

1番つらかったのは倦怠感で、現在少しずつ回復傾向にあります。

 

後遺症になってみて感じたことは…

 ●コロナ後遺症に関する情報が少ない

 ●いつ治るのか分からず不安

 ●検索すると不安を煽るような記事ばかり

 

こんなとこですかね。

「コロナ後遺症 倦怠感 いつ治る」で検索すると、

「治るまで長い人で1年かかることもある」といった内容ばかり…。

 

ちがうの。どういった過程で治っていったのか前例を知りたいの。

なかなか知りたい情報が見つからなくてもやもや…。

 

私以外にもこんなもやもやを抱える人がいるのかもしれない。

 

ということで、私が後遺症を経験した1人として、全快までの記録をここに記したいと思います。

もちろんコロナ後遺症の症状や、治るまでの期間は人それぞれ違って当然だと思うので、あくまで1つの例として参考になればうれしいです。

 

 

 

 

それでは、コロナ発症から時系列順に記録していきたいと思います。

後遺症がメインの記事なのでコロナの病状は詳しく書いていません。

後遺症の発症は【5日目】からだと思います。

 

【1日目】コロナ発症

 朝から39度の発熱。だるさがあり、熱による腰の痛さで眠れない。

 夕方、病院に行き検査をするとコロナ陽性。

 

 

【2日目】とにかく熱でだるい。気持ち悪くてなにも食べたくない。

 

 

【3日目】ちょっと良くなってきたが、熱は38度から下がらない。

 部屋の中を歩いたり、ちょっとした片付けをしたりする元気が出始める。

 この日あたりから咳とのどの痛みがではじめた。

 

 

【4日目】3日目とあまり変わらず。携帯で動画を見る元気が出てくる。

 

 

【5日目】★この日から倦怠感でまともに歩けなくなる〈後遺症の始まり?〉

 かなり調子が良くなったので近くのコンビニまで必要な食料を調達しに行こうと

 する。しかし道の途中で頭がクラクラしてきた。動悸が激しくなり目の前が何も

 見えなくなって歩道にしゃがみこんでしまう。

 

 ↓ なんとか帰宅しベッドに横になる

 

 トイレに行くためにベッドから起き上がるのがしんどい。

 少しの距離でも歩くと、目の前が見えなくなり立っていられなくなる。

 

 

【6日目】ベッドから起き上がることもしんどかったが、しばらく立っていると

 体が慣れてくるのか少しだけ動けるようになることが分かりなんとか生活できた。

 熱は平熱まで下がっていた。

 この日あたりから、食べ物の味がうすく感じるようになった

 食欲は相変わらず湧いてこない。コロナ発症からゼリーとかフルーツしか食べられて

 いない。

 

 何をしていても、身体に何かが乗っかっているようなだるさ。

 ほぼ1日中寝たきりの状態でいるしかなかった。

 

 

【7日目】「どうにか少しずつ日常生活に戻っていかなければ!」という思いから、

 恋人に連れ添ってもらいながら外を歩く練習をし始めた。10分くらい歩くと

 だるくなりはじめ、動悸が激しくなる。途中にあるベンチに座って休み休み帰った。

 帰宅するとベットに倒れ込みそのまま寝てしまった。

 

 食欲は全くなかったが、とにかくエネルギーを補給しなきゃダメだ!と思い

 スーパーで買ったかつ丼を半分ほど胃に入れた。味は薄かった。

 食事をしている間も、座りながら自分の体重を支えるのがやっとで、途中で横になっ

 て休憩を入れつつ食べた。

 この日びっくりしたのが、コンビニの店内で異臭を感じたこと。後遺症による

 嗅覚異常で、何の匂いを嗅いでもほとんど匂いがしなかったのに、コンビニに入った

 瞬間、血のようなひどい匂いがして思わず鼻をつまんでしまった。

 

 

【8日目】明日はどうしても外出しなければいけない。

 美容院の予約をしてしまったから。しょうもない理由に聞こえるが、

 髪がボロボロに傷んだ20代の乙女にとっては一大イベントだった。

 行きつけの美容院には、家から電車で1時間かけていかなければならない。

 

 この日は外を歩く練習をして、とにかくカロリーの高いものを食べて過ごした。

 

 歩き始めは思ったよりつらくなかったが、やはり10分くらいすると体が重い。

 休みながら、ゆっくりゆっくり進んだ。

 

 ただ日常生活に必要な動作(トイレに行く、水を飲みに起き上がるetc.)は

 前よりスムーズにできるようになっていた。多少クラクラするものの、我慢すれば

 普通にこなすことができる。

 

 ★この日から少しずつではあるものの後遺症の回復傾向があった気がします

 

 

【9日目】ドキドキ!美容院までの旅!

 美容院まで休み休み移動しなければならないので、早めに家を出た。

 歩いているときは、深呼吸をしながら小股でゆっくり進むことを心掛け、なるべく

 体力を温存した。幸い電車はずっと座ることができたため回復しながら向かうことが

 できた。

 

 そして何とか美容院につき2時間ほど施術してもらい、

 帰りも安全に戻ってくることができた。ほんとうに緊張した1日だった。

 

 いままで歩く練習をしていたおかげで、休むべきタイミングを把握していたことが

 成功につながっただろう。

 この日も頑張って歩いたにもかかわらず、食欲がまったく湧かなかったため、

 とにかくカロリーの高いもの(カレーパン)を胃に押し込んだ。あとはミネラルの

 取れそうなアクエリアスやゼリーを飲んでいた。

 少し味覚が戻ってきているような気がする。

 

 

【10日目】現在に至る。朝は身体が重かったが、夕方になるにつれ調子が良くなる。

 頭もスッキリしてきたため、ベッドのうえで学校の課題を進めたり、こうしてブログ

 を書いている。今日も日が落ちたら外をあるいてみようと思う。

 

 〈現在の状態〉

 ・かなり倦怠感は少なくなっている(肩に何かがのっているような重さは感じる)

 ・休みながらではあるが、外をひとりで歩けるようになった

 ・食欲が湧かないものの、食べ物の味や匂いはうっすらと感じるようになった

 ・ときどき咳がでる

 

 

コロナ発症から10日目の状態はこのようなかんじです。

後遺症による倦怠感を感じて思うように歩けなかったときは、いつなおるか不安でしかたありませんでしたが、現在回復傾向にありメンタルも安定しています。

コロナ前の日常に戻る希望が見えてきました。

 

今後も様子を見つつ、また記録していこうと思います。